第63回　QC活動発表会を開催

2025年4月、前野段ボール本社にて「第63回QCサークル活動発表会」が開催されました。
今回も各部門から選抜された5つのQCサークルが登壇し、日頃の現場改善や課題解決の成果を共有しました。

【サークルと活動テーマ】
①ひまわりサークル「サーバダウン時の代替手段確立～①資料準備編～」
時間を経るごとに散らかってしまうサーバーのフォルダ整理、マニュアルの整理に着目。整理整頓を行い、資料の統合を図った。

②このはサークル「端数ロスの削減」
大型の段ボールケースを製造するアイビスのロスに着目し、分析を行い、ロスを分析し、本来ロスであったものを製品として転換できるような対策を実施。

③アタックマンサークル「ストレッチフィルム半自動機における運用方法の確立」
新たに導入したストレッチフィルムの半自動機における作業時間が個々によってバラツキがあることに着目し、作業方法や運用方法の改善を実施。

④“あ”サークル「営業部試作負担軽減のための改善」
お客様の満足、安心に対応するため試作設計を担うQCDSSSS推進室との連携を強化し、依頼書を作成し営業部との情報共有など、コミュニケーションの仕組みを構築。

⑤ボールペンサークル「環境配慮におけるSDGsの活動」
社内のゴミの仕分けができていない課題に着目し、全てのゴミ捨てスポットの表示や運用の改善に取組む。

今回はQC管理責任者の舟橋によるQC手法に基づいた活動の指導を本格的に実施しました。結果として、連関図、ヒストグラムなど、QCの7つ道具を駆使し、簡潔でわかりやすい発表資料やドラマチックなプレゼンテーションの演出が多くみられました。問題解決にとどまらず実施者のスキルアップにもつながる充実したQC活動発表会になりました。